冬の風物詩として親しまれるわかさぎ釣り。長野県の諏訪湖もそんなわかさぎ釣りの名所として知られています。

シーズンになると諏訪湖上に出るドーム船などが運行し、多くの人がわかさぎ釣りを楽しんでいます。

2020年のわかさぎ生息数は上々

諏訪湖では例年9月ごろに本格的なわかさぎ漁が解禁。年明けの3月ごろまでわかさぎ釣りを楽しめます。

わかさぎは基本的に1年で一生を終えます。そのため、生まれたての春夏でなく、成長し、産卵を控えて味が良くなる秋から冬にかけてに釣りが行われるんです。

数年前には大量死によるわかさぎの減少もあった諏訪湖ですが、今年は9月の調査でも過去5年の平均の1.8倍ほどの数が生息していると推定されており、釣果好調も伝えられています。

冬でも暖かいドーム船で、手ぶら＆初めてでも安心

わかさぎ釣りといえば凍結した湖面に穴を開けて釣る光景が有名ですが、現在の諏訪湖ではドーム船などの船での釣りが一般的。真冬でもあたたかい船内から釣りを楽しめるんですよ。

諏訪湖観光汽船さんのドーム船。ビニールハウスのようなドームのなかで釣りが楽しめます。

わかさぎ釣りの船を運行しているところのひとつ、諏訪湖観光汽船さんの場合、釣り竿や仕掛け、エサなど必要なもののレンタルもしているほか、レンタルも含めた1時間、2時間の体験セットなども用意されています。

スタッフさんのレクチャーもあるので、初心者でも楽しめるのもポイントです。

ちなみに賑わう日は事前予約で満席になることもあるので、わかさぎ釣りを楽しみたいという人は事前予約をしておくと安心ですよ。