諏訪湖のほとり、長野県岡谷市は太鼓が盛んな地域ってご存知ですか？　ここでは「御諏訪太鼓」という芸能が伝承されているんです。

諏訪大社の太々神楽が、戦国時代に武田信玄の軍制につながり、兵士を指揮する太鼓として使われるようになったのが、現在の「御諏訪太鼓」のルーツ。明治時代に入って一度は途絶えてしまったのですが、戦後に入り復興が行われました。

ひとり打ちから3人以上による組太鼓、10人以上で行うオーケストラ形式の組太鼓など、さまざまな形式があり、いろんなイベントで迫力の演奏を聴くことができます。

毎年夏には「岡谷太鼓まつり」というお祭りも。300人が一斉に太鼓を叩く“日本一の揃い打ち”は、このお祭りの一番の見所ですよ。

太鼓のまちに各地から打ち手が集合！

そんな太鼓のまち、岡谷市で6月30日、7月1日に行われるのが「世界和太鼓打ち比べコンテスト」です。

ひとり打ち、団体といった部門で、各地から打ち手が集まり太鼓を生で披露します。

6月30日はひとり打ちの予選、7月1日はひとり打ちの本選と団体戦の本選が行われます。ちなみに、今年は元BOØWYのドラマーで、太鼓集団「鼓絆〜COHAN〜」のメンバーである高橋まことさんが、特別審査員として参加しますよ。

会場では県内外のご当地グルメやラーメンなどが出店する「グルメフェスタinすわこ」も同時開催。演奏の合間においしいご飯を楽しめます。

各地の打ち手の迫力の演奏を生で楽しめる機会。ぜひ遊びに来てください！

[世界和太鼓打ち比べコンテスト]