八ヶ岳は縄文時代の遺跡や発掘品などがたくさんあるエリア。今年5月には長野県、山梨県を横断する形で「星降る中部高地の縄文世界-数千年を遡る黒曜石鉱山と縄文人に出会う旅-」が日本遺産に認定されたりもしています。
そんな八ヶ岳では縄文関連のイベントもいろいろ行われています。たとえば、来週には縄文太鼓や土器、土偶を実際につくる講座が開催されます。
これは八ヶ岳Jomon楽会が行うイベント。7月28日から30日の3日間、土器や土器太鼓つくりを行い、9月には作品の野焼きなどが行われます。実際に太鼓の演奏を見たり、体験してみることもできますよ。
初めての人にはスタッフがアドバイスなども行ってくれます。9月29日の野焼きに参加できることが条件になりますが、実際に土器をつくることができる機会は貴重。参加して縄文時代の人々の暮らしに触れてみてはいかがでしょう?
最先端研究に触れられる講座も!
ちなみに、八ヶ岳Jomon楽会では8月12日に夏期の大学講座も行われます。最先端の考古学研究の成果に触れることができる講座です。
今回のテーマは「骨とオコゲの考古学」。縄文人がどんなものを食べ、何を考えていたのかを、東京大学総合研究博物館の米田穣教授が教えてくれます。こちらは事前申し込みも受け付けていますが、申し込みなしでも参加可能だそうですので、当日ふらっと立ち寄ることもできますよ。
土器づくりもこの講座も、会場は長野県・原村の八ヶ岳自然文化園。周辺の茅野市や富士見町には茅野市尖石縄文考古館、井戸尻考古館といった縄文遺跡からの発掘品を展示しているミュージアムもありますので、講座と併せて楽しんでいってはいかがでしょう。
[縄文太鼓・土器・土偶づくり講座]
- 開催日
- 2018年7月28日(土)〜7月30日(月)
作品野焼き=2018年9月29日(土)
土器太鼓の皮張り=2018年9月30日(日) - 時間
- 9:00〜17:00
- 会場
- 八ヶ岳自然文化園(長野県諏訪郡原村17217-1613)工作室
- 受講料
- 1,000円~2,000円
材料代実費=2,500円~ - 問い合わせ
- 八ヶ岳Jomon楽会事務局 担当・アイダ(TEL=090-4153-1904/MAIL=don-aida@po30.lcv.ne.jp)
- 詳細ページ
- 土器や太鼓づくり八ヶ岳で縄文体験 – 原村
https://www.vill.hara.lg.jp/docs/2202.html
[第3回 八ヶ岳夏期大学講座]
- 開催日
- 2018年8月12日(日)
- 時間
- 13:00〜16:00
- 会場
- 八ヶ岳自然文化園(長野県諏訪郡原村17217-1613)大研究室
- 受講料
- 1,000円(資料・飲み物代含む)
- 問い合わせ
- 八ヶ岳Jomon楽会事務局 担当・アイダ(TEL=090-4153-1904/MAIL=don-aida@po30.lcv.ne.jp)
- 詳細ページ
- 土器や太鼓づくり八ヶ岳で縄文体験 – 原村
https://www.vill.hara.lg.jp/docs/2202.html
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