コンビニでの有料自由席販売は明日から! 地元スタッフが教える諏訪湖花火のオススメ行動プラン

夏といったら欠かせないイベントが花火。八ヶ岳エリアも花火を楽しめるイベントがたくさんあります。なかでも特に人気なのが、毎年8月15日に開催されている「諏訪湖祭湖上花火大会」です。

地元の人も毎年楽しみにしている夏の諏訪湖の一大イベントです。

打ち上げ発数約4万発という日本屈指の花火大会で、例年50万人近くが訪れる諏訪湖の一大イベントです。打ち上げ発数が多いだけあり、後半はスターマインプログラムの連続。さらに水面で半円状に開く水上スターマインや、2kmに渡って花火の滝が流れるフィナーレのナイアガラなど、ここならではのプログラムもあります。

水面で半円状に広がる水上スターマインは諏訪湖の花火大会の名物です。

そして、圧巻なのは音。周囲を山に囲まれた諏訪湖は、最高の音響効果が得られるロケーションなんです。もともと打ち上げ場所が近いことに加え、花火の音が山で反響することで、ほかの花火大会では味わえないような迫力の音を楽しめます。「大きな音が聞こえる」というだけでなく、誇張でなく身体に音がぶつかるのを感じることができるんですよ。

アクセスは電車がオススメ! 車の場合はお早めに

【アクセスのポイント】
・当日は電車がオススメ!
・車なら極力午前中には駐車場確保を
・近くの駅周辺の駐車場に停めて電車利用も便利

そんな諏訪湖の花火大会の日は、地元だけでなく全国からたくさんの人が集まります。そのため、どうしても混み合うのも事実。

では、実際に遊びに行くならどんな予定を立てるのがいいでしょうか?

まず、交通手段としては電車がオススメです。電車も混み合いますが、少なくとも電車そのものが渋滞で止まったり、駐車場探しで苦労することがないのは魅力です。諏訪湖の花火大会の打ち上げ場所付近へは上諏訪駅からも徒歩で行ける距離ですので、その点も含めて便利ですよ。

あとで解説しますが、車で来る場合、どうしても早めの時間に来ておく必要があります。ですので、「できればあまり早い時間に現地に入っていたくない」「始まる前くらいに来たい」という人は電車が便利なんです。

とはいえ、「いろいろ考えるとやっぱり車で行きたい!」という人も多いでしょう。「諏訪湖祭湖上花火大会」でも約4,700台分の臨時駐車場を用意しています。ただし、予約なしの先着順なので、午前中には満車ということも多いです。あまり遅い時間になると、ちょっと離れた場所の駐車場なども含め、停めるところが見つからないということもあります。

ですので、車の場合はとにかく早めに現地付近へ入って、駐車スペースを確保しておきましょう。経験的にはやはり午前中のうちに来ておくのがオススメです。午後になると駐車場はもちろん、道路も混み合うので、地元の人たちもこの日は午前中には買い物などを済ませておくという人が多いんです。

また、車の場合は近隣の茅野駅や富士見駅などの近くに駐車して、そこから電車で会場へやってくるというのもオススメ。帰り道も諏訪周辺よりは渋滞が激しくないのが魅力です。とはいえ、近くの駅周辺もこの日は混み合います。やはりギリギリの時間になると駐車場探しなどが厳しくなります。周辺駅を利用する場合もやはり早め早めが肝心です。

有料自由席は7月27日からローソンチケットで販売! 別途当日券も

【観覧スポットのポイント】
・ゆっくり見るなら有料観覧席の確保を!
・打ち上げ場所間近の有料自由席は7月27日からローソンチケットで販売
・当日桟敷席を販売する場所も

さて、諏訪湖付近へたどり着いてからはどんな過ごし方がいいでしょうか? すでにホテルなどの席を確保している方はもちろん安心ですね。また、歩いて屋台などをめぐりながら見るという人も問題ありません。混み合いはするものの、地元でも歩きながら楽しむ人は少なくありません。

でも、せっかくなら座ってゆっくり楽しみたいという人は、ちょうど明日からローソンチケットで有料自由席の販売が始まります。石彫公園、湖畔公園という打ち上げ場所からも近いロケーションの観覧席です。


※湖畔公園の場所。花火の打ち上げ場所からも近く、抜群のロケーションです。

明日7月27日は電話のみでの受け付け。残席がある場合、翌日からは電話に加え、インターネットやローソン・ミニストップ店頭の「Loppi」で購入できます。

例年発売初日から1週間程度はチャンスがあるということなので、「行きたい!」という人はこちらを狙ってみてください。

また、花火大会当日は旧東洋バルヴ跡地の桟敷席の当日券があります。こちらも約5,000席と比較的余裕がありますよ。


※当日券が販売されるのは旧東洋バルヴ跡地の桟敷席。こちらも打ち上げ場所からほど近いところにあります。

当日券の売れ行きはその年の天気によっても左右されます。お天気が悪そうな日は夕方くらいまで席が残ることもあるそうですが、お天気に恵まれた年はグッと早い時間に売り切れるそうです。こちらもできれば午前中からお昼過ぎあたりまでに席を確保しておくのが安心でしょう。

旧東洋バルヴ跡地の桟敷席は入場後、再入場券ももらえるので、早めに場所を確保してから近くを観光したり、食事や休憩を楽しみながら過ごすのがオススメです。夏の盛りの暑い時期ですので、涼しいところでお過ごしください。

混むけれど、それでもオススメしたい!

こうして紹介すると「やっぱり混むのか……」と思う方も多いかと思いますが、地元スタッフとしては「それでも諏訪湖の花火は来る価値あり!」と太鼓判を押したいです。

全国的にも間違いなく屈指の迫力がある花火大会です。

最初に紹介したように、諏訪湖の花火大会は規模的にも音響的にも自信を持ってオススメできる迫力があります。「花火ってこんなに迫力があるものなんだ!」と感動できること間違いなし。ぜひこの夏、諏訪の花火を体験しに来てください!

[第70回諏訪湖祭湖上花火大会]

開催日
2018年8月15日(水)
時間
19:00〜
会場
諏訪市湖畔公園前諏訪湖上
問い合わせ
諏訪湖祭実行委員会事務局(諏訪市役所観光課内/TEL=0266-52-4141
観覧席販売情報
公式サイト(http://www.suwako-hanabi.com/kojyou/tickets/)をご確認ください。
詳細ページ
信州 諏訪湖の花火-諏訪湖祭湖上花火大会・全国新作花火競技大会・サマーナイト花火・上諏訪温泉宿泊感謝イベント-
http://www.suwako-hanabi.com/

【関連記事】

諏訪湖の花火って何がすごいの? もうすぐ開催の諏訪湖花火の魅力を地元スタッフが紹介します
諏訪湖の花火って何がすごいの? もうすぐ開催の諏訪湖花火の魅力を地元スタッフが紹介します
もうすぐ8月とすっかり花火大会の季節。今日は東京では隅田川花火大会が行われていますね。お出かけしている人も多いでしょう。 ですが、八ヶ岳エリアの花火も負けてはいません! 特に諏訪湖の花火大会は全 … 続きを読む

同じエリアのイベント

このエリアの最新ニュース

今日の八ヶ岳をガイドする ハチ旅