【八ヶ岳の絶品ジェラート2018】八ヶ岳の牛乳や果物たっぷり使った、オススメ3選!

暑〜い季節に嬉しい冷たいデザート。八ヶ岳にも人気店がたくさんあります。

今回は八ヶ岳エリアで人気のジェラートのお店をピックアップします。ハチ旅の地元スタッフオススメのお店が揃っていますよ!

【今回紹介するお店】
・元フレンチシェフがつくる絶品アイス&ソルベ/グラスリー ペぱん
・毎日つくりたてだけが並ぶ人気ジェラート店/GELATERIA PICCO
・素材のおいしさを伝えるために農家さんが始めたジェラート店/麓ジェラート

地元の果物をふんだん使ったGLACERIE

ハチ旅スタッフが食通の友人に「おいしいお店があるよ」と教えてもらったのがこちらのお店、グラスリー ペぱんさん。こじんまりとしたお店の前には木のテーブルやチェアが並ぶ、かわいくてリゾート感のあるお店です。

お店の名前にも入っている「グラスリー(GLACERIE)」というのは、フランス語でアイスクリームなどの冷たいデザートを指す言葉。イタリア語の「ジェラート(GELATO)」に近いフレーズでしょうか。

スモールカップが350円、レギュラーカップが400円、コーンは450円。アイスは2種類の味が選べます。

ぺぱんさんでは地元の果物をふんだんに使った「ソルベ類」と「アイスクリーム類」を作っています。

メニューは1年を通じて230種類を超えるレパートリーがあり、そのなかから季節に合わせて毎日8〜10種類のメニューが並んでいます。メニューは毎日変わりますが、夏は、ブルーベリーやとうもろこしなどが人気なのだそうですよ。

この日は「ブルーベリーミルク(アイスクリーム)」と「夏いちご(ソルベ)」の2種類をチョイス。

左が「夏いちご(ソルベ)」、右が「ブルーベリーミルク(アイスクリーム)」。

「ブルーベリー」は濃厚なアイスクリームのなかに、地元の無農薬のブルーベリーを使った濃厚すぎるほどのコンフィチュールがたっぷり。アイスクリーム自体の濃厚さに負けないほどブルーベリーの存在感があります。

これは香りと程よい酸味が残るようにバランスを考えぬいた結果。ざっくり混ぜてあるため、ミルク味のアイスの部分、ミルクとブルーベリーが混ざった部分、コンフィチュールが残っている部分と、3つの味わいが楽しめます。

「夏いちご」はというと、ソルベなのに濃厚! いちごの素材本来の味を活かしながら、いちごをそのまま食べるよりも何倍もおいしいんです。種のつぶつぶの食感もアクセントになっています。

食べて感じるのは、ぺぱんさんのアイスは「コーンに乗ったアイスクリーム」というより、「フレンチコースの最後にお皿に乗って仰々しく運ばれてくるデザート」のようだということ。大きなお皿にほんの少ししか乗っていないようなクオリティのGRACEを、山盛りで食べられるなんて幸せです!

卵アレルギー、乳製品アレルギーの方でも食べらえるソルベもあるので、お店の方に聞いてみてくださいね。

【グラスリー ペぱんの店舗情報はこちら】
https://8tabi.jp/spot/5766/

毎日つくりたてだけが並ぶ新鮮なめらかジェラート

長野県の蓼科や茅野に3店舗がある人気のジェラート屋さんがGELATERIA PICCO。45種類ほどあるメニューから、毎日12種類前後のジェラートが並びます。

GELATERIA PICCO 蓼科本店。

どのジェラートも味のベースはミルク味。基本となる牛乳は、信州大町の松田乳業で採れたものを使っています。そのなかでも、ここで使うのは北アルプスで育った乳牛の搾りたてを低温殺菌した牛乳のみ。牛乳の甘味と後味がすっきりしていて、濃厚でありながら、さっぱりとした後味に仕上がっているのはこのベースがあるからこそなんだそうです。

そして、PICCOさんの大きな特徴は毎日その日につくったジェラートだけを並べていること。たとえ売れ残っても翌日に使うことはなく、また新しいジェラートをつくっているんです。

毎日新鮮でつくりたてだからこそ、口当たりや香りも抜群。すーっと舌の上で消えていくような、柔らかくなめらかなジェラートなんですよ。

ちなみにPICCOさんでは最大で1つのカップに5種類のジェラートを乗せることができます。「いろんな種類を楽しみたい!」という人は贅沢に乗せるのもオススメです!

【GELATERIA PICCOの店舗情報はこちら】
GELATERIA PICCO ジェラテリアピッコ
https://8tabi.jp/spot/5690/

GELATERIA PICCO オギノ茅野店
https://8tabi.jp/spot/5691/

PICCO GELATERIA 八ヶ岳
https://8tabi.jp/spot/5692/

素材にこだわったふわふわ食感の人気店

山梨県北杜市でここ数年話題になっているジェラート屋さんといったら麓ジェラート。2015年の夏にオープンし、地元ではすっかりおなじみになっているお店です。

麓ジェラートさん。

麓ジェラートの代表である小松さんは、もともと横浜から移住して農業をやっていたのですが、地元の野菜やフルーツのおいしさを伝えるためにジェラート屋さんを始めました。

そのため、「ミルク」「ピスタチオ」「チョコラータ」の定番3種に加え、季節ごとに旬のフルーツなどを使ったジェラートを提供しています。使用するフルーツは直接農家さんとコミュニケーションをして選んでおり、素材のよさを知るために、ときには自ら収穫までしているそうです。

旬の素材を使ったいろんなジェラートが。旬の味は素材が採れる時期だけなので、短いと2週間程度しか食べれないものも。

素材選びにこだわるだけでなく、使い方も徹底的にこだわるのが麓ジェラートさん。素材の味、甘さや水分量に合わせてミルクベースと合わせるか、ソルベにするか、そのまま刻んで混ぜ込むかといった使い方を変えているんです。

そんなふうにして選んだフルーツを使ったジェラートは、シンプルだけどダイレクトに素材のおいしさが伝わるお味。たとえば今の時期は韮崎新府産の「桃」や、富士見町産「ブルーベリー」といったフレーバーがあるのですが、どちらも素材の味や特徴が活きています。

桃(左)とブルーベリー(右)。こちらは両方ともソルベタイプに仕上げてあります。

「桃」は地元・山梨県では皮ごと食べる人も多いことから、ジェラートでも皮ごと使っています。桃は皮のすぐ下の果実がもっとも甘い部分。そのおいしい部分を余すところなく使っているというわけです。桃の優しい甘さと、鼻に抜ける香りに加え、刻んだ皮の食感がアクセントになっています。

「ブルーベリー」はガツンと素材の味が伝わる一品。濃いブルーベリー感は口に入れたときのインパクトが大きいです。酸味のありさっぱりとした後味は暑い時期にピッタリですよ。

ちなみに、麓ジェラートさんのもうひとつの特徴がその食感。口の中でスッと溶けるふわふわの食感に仕上げられているんです。

イタリア・TELME社のジェラート機材を使い、全体の30%程度空気が入るように混ぜることで、この独特の食感が生み出されているんだとか。スッと食べられる軽い口溶けもこの時期は嬉しい魅力です。

4月から10月までの営業の麓ジェラートさんですが、やはり暑い時期は特に賑わいます。昼過ぎごろからグッと混み合い、早い日は15時ごろには売り切れになってしまうことも。お昼ごろなら売り切れているジェラートもあまりなく、ゆっくり過ごせることが多いそうです。行ってみたい人はこの時間を狙うといいですよ。

【麓ジェラートの店舗はこちら】
https://8tabi.jp/spot/6036/

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