初夏を迎えるこの季節はツツジの花が見ごろを迎えます。高原エリアの清里ではちょうどこれからが開花の時期となります。

清里にとってツツジは昔からの名物。かつてはツツジの季節になると清里・美し森の山全体が真っ赤に染まったそうです。恒例の清里高原つつじ祭りも今年で72回目を迎えるほどの歴史を持ち、清里観光の原点とも呼ばれています。

現在もツツジは清里の名物なのですが、一方で近年ではテング巣病という病気などの影響を受け、樹勢が弱くなっています。清里のツツジを守り、復活させようという思いから、70回目を迎えた一昨年の清里高原つつじ祭りから、ツツジの植樹を開始。去年と合わせて約500本のツツジが植樹されました。

6月2日に開催される今年の清里高原つつじ祭りでも引き続き植樹が行われます。この植樹は一般参加者といっしょに行っており、現在参加申し込みの受付中。参加はもちろん無料で、植樹のあとはおにぎり、豚汁のお昼ごはんの振る舞いも予定されています。

清里のツツジの景観を楽しみつつ、その景色を次の時代につないでいくつつじ祭り、ぜひ参加してみてください！

[第72回 清里高原つつじ祭り]