清里のシンボルのひとつ、清泉寮。今年創立80周年を迎えた清里開拓の歴史的シンボルであると同時に、広々とした牧草地帯が広がる景色や、清泉寮ソフトクリームといった名物も「清里らしさ」の象徴となっています。
そんな清泉寮のショップである清泉寮ジャージーハットが今年7月にリニューアルしたのをご存知でしょうか? 広くて新しい店舗に生まれ変わっているんですよ。ハチ旅スタッフもさっそくお邪魔してきました。
新しくなったジャージーハットは店内広々!
清泉寮ジャージーハットは名物の清泉寮ソフトクリームのほか、有機ジャージー牛乳やジャージーヨーグルト、いろんなお土産などが並ぶショップ。夏の時期などはたくさんの人で賑わうため、よりゆっくりと過ごせるようにとリニューアルで店内が3倍近い広さになりました。
また、これまでは別の場所にあった清泉寮パン工房も同じ建物にお引っ越し。水の代わりに清泉寮ジャージー牧場の有機ジャージー牛乳だけで生地をこねたミルクパンなど、自家製の焼きたてパンを販売しています。
テラススペースも広々としており、休憩や景色を楽しむのにピッタリ。なんとテラスだけで300平米もあるんだそうですよ。
テラスからは広大な牧草地帯の景色が。遠くに散歩するジャージー牛の姿が見えたりすることもあります。「お散歩かな?」と思っていると、実はさりげなく脱走した牛だったなんてこともあるんだそうです(笑)。
ちなみに、テラスの端には水道があります。夏場に清泉寮ソフトクリームを食べていると、どうしても途中で溶けてしまい、手が汚れてしまうことがあります。そんなときにさっと手を洗えるようにという心遣いなんですね。
なお、清泉寮ソフトクリームについてはこちらの記事で紹介していますので、チェックしてみてください。
ジャージー牛乳を使ったお土産やジャージー牛のバーガーも
清泉寮といえば清泉寮ソフトクリームを思い浮かべる人が多いと思いますが、清泉寮ジャージーハットではほかにもいろんなオリジナル商品があります。もちろん清泉寮らしく、ジャージー牛に関連する商品も多いです。
現在ではホルスタインを育てているところもある清里ですが、清泉寮で牛を育て始めた戦後間もないころは今以上に環境も厳しく、粗食に耐える品種が求められていました。それで選ばれたのが厳しい環境でも育つジャージー牛だったんだそうです。そんな歴史から、現在でも清泉寮ではジャージー牛にこだわって大事に育てているんです。
ショップでは有機ジャージー牛乳などのほか、お土産がいろいろあります。「清泉寮ジャージー牛乳餅」や「清泉寮キャラメルミルフィーユ」、「ダックワーズ」など、やはりジャージー牛乳を使ったものが人気だそうです。
また、ジャージー牛のぬいぐるみも人気商品のひとつ。いろんなサイズ、タイプのぬいぐるみが用意されていますよ。
そして、ミルクバーではちょっと珍しいメニューも。牛乳のほか、いろんなお食事メニューがあるんですが、そのなかにはジャージー牛のお肉だけを使ったパテのハンバーガーがあるんです。それが「オリジナルバーガー」。
ジャージーメンチカツやジャージービーフコロッケをサンドした清泉寮バーガーはこれまでもあったのですが、今回のリニューアルにともなって、ジャージー牛100%のパテと清里ベーコンを使った「オリジナルバーガー」が新登場したんです。
実際に食べてみるとお肉感がしっかりしたボリューミーなお味! このバーガー、パテが120gもあるそうで、思った以上に食べ応えがありますよ。
涼しい森の散策も清泉寮の魅力
ちなみに清泉寮ジャージーハットに来たら、ぜひいっしょに楽しんでほしいのが周囲の環境や施設。清泉寮周辺は牧草地帯や森が広がっており、散策するのにピッタリなんです。
オススメの散策スポットは、清泉寮ジャージーハットからもほど近い八ヶ岳自然ふれあいセンターの奥にある森の散策路。標高の高い清里ですが、森のなかは特に涼しく、昼間でもひんやりとした空気が流れています。
散策路は30分ほどで歩けるので、涼みながらのちょっとしたお散歩にもピッタリです。八ヶ岳自然ふれあいセンターにはこのエリアの自然に詳しいスタッフさんもおり、ほかの散策路や見所なども教えてくれますよ。夏休みの自由研究にもピッタリのフィールドです。
自然のなかを散策してから、清泉寮ジャージーハットのソフトクリームでひと休みなんて過ごし方で、夏の清里を楽しんでみてはいかがでしょう?
【清泉寮ジャージーハットの店舗情報】
清泉寮ジャージーハット
https://8tabi.jp/spot/3035/
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