車山神社 御柱祭「天空の御柱」

諏訪大社の御柱祭の年は、各地域の神社で秋に「小宮祭」という祭りが行われます。小宮祭は、各地区の神社の御柱祭。諏訪大社同様、各神社で御柱の曳行と建て替えが行われます。

長野県茅野市にある車山神社も、そんな小宮祭を行う神社のひとつ。霧ヶ峰の最高峰、標高1,925mの車山の頂に鎮座する神社です。

通常、御柱は「山の大木、里におりて神となる」とされていますが、車山神社の御柱は山頂に向け曳行することが特徴です。日本百名山で行われる御柱祭ということもあり、「天空の御柱」と呼ばれています。

予約申込で、御柱の曳行参加もできる！

この「天空の御柱」、予約申し込みを行えば、御柱の曳行に一般で参加することもできます。

今年は10月2日に開催予定。車山高原展望リフト前での受付、山腹のスタート地点での神事ののち、山の急斜面や岩を越え、途中、方向転換などをしながら山頂へ進みます。そして、標高1,800mから1,925mの山頂まで願いをひとつにして曳いた大木は、山頂で神社の四隅に建てられます。

もともと神事であるため、観光や一般で参加できる機会が少ない御柱祭。「天空の御柱祭」に参加して、御柱祭をさらに近くで感じてみてはいかがでしょうか？

天気が良ければ、富士山や八ヶ岳、北アルプス、南アルプスなど、日本を代表する山々を一望することもできますよ。

周辺の宿では、曳行参加付の「御柱宿泊プラン」を用意している宿もあります。宿泊を考えている人は、公式ホームページをチェックしてみてください。