今年は春先に暖かい日が多かったことから、八ヶ岳エリアも例年より1週間から10日ほど早いペースで桜の開花が進んでいました。
普段なら5月に入るこの時期は、高原エリアの桜が見ごろを迎えるのですが、今年は先週末の段階で蓼科高原なども満開に。いつもよりも少し早く桜の季節が過ぎようとしています。
諏訪湖周辺は4月初旬に桜が満開に
例年4月中旬ごろに桜の季節を迎える諏訪湖周辺は、今年は4月上旬の時点で各地で満開を迎えていました。
首都圏などは桜といえば卒業シーズンの花とイメージする人も多いかもしれませんが、八ヶ岳エリアだと入学式シーズンにまだつぼみということも多いです。開花が早かった今年は、諏訪周辺では入学式や入園式を迎えたお子さんといっしょに桜を見る人たちを見かけることもできました。
高原エリアも4月のうちに見ごろを迎えました
諏訪湖周辺エリアのあとは桜前線は高原エリアへ。冒頭でも紹介したように、標高の高い蓼科高原や原村の高原エリアは例年4月下旬から5月初旬に桜が見ごろを迎えるスポットが多いです。
開花が早かった今年は先週末ごろにすでに満開。「本州で最後に咲くソメイヨシノ」と呼ばれる蓼科高原の聖光寺も、今週半ばに足を運ぶとピークをそろそろ過ぎる時期になっていました。
対策のなかの静かな春
ちなみに、今年の聖光寺には座り込みや飲食の禁止を呼びかける看板も立てられていました。諏訪の高島城も入り口などに消毒用アルコールが置かれていたり、各所で対策が行われており、訪れる人も静かに楽しんでいる様子でした。
まだしばらくは「以前と同じように」とはならなそうですが、八ヶ岳は桜の季節が終わると、また新たな山野草や新緑がまぶしい季節になっていきます。八ヶ岳百景でも移りゆく季節の景色などをお届けしていくので、写真などで八ヶ岳を感じてもらえればと思います。
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